色の三属性とは?
色には三属性というものがあります。
それは
色相(Hue)・彩度(Saturation)・明度(Brightness)
です!
色相(Hue)
色相とは、赤や青といった色あいのことです。
彩度(Brightness)
彩度は色の鮮やかさで、彩度の高い赤はより赤く、彩度の低い赤はグレーに近くなります。
明度(Brightness)
明度は光の明るさのことで、明度を上げると白っぽくなり、明度を落とせば暗くなります。
この三属性を組み合わせることで、全ての色が出来上がります。
また三属性をそれぞれ立体的に表現したものを色立体よいいます。
しかし、この色を表すには、尺度を決めなければなりません。その尺度にも様々な種類があるので、また今度の機会に。。。
形よりも、色が大事?
男性は、右と左どちらでしょうか?
正解は左です。
形はいたって普通なトイレの標識です。
ただし、色が男女逆になっています。
色が変わっただけで、見間違える確率はものすごく上がります。
いま画面上で、この画像だけを見ていれば間違えないかもしれませんが、
街中でトイレに行こうと焦っている時であったら尚更です。
形も大事かもしれませんが、今改めて、色の大切さを確認して見てください。
直感に反するデザイン
「水は下へ流れていくから、蛇口のレバーを下にすると流れるようにしよう」
すごく当然の発想だと思います。
しかし現在、身の回りの蛇口はこれとは逆になっています。
なぜでしょう。
それは
もし、上からものが落ちてきたときに、蛇口が開き、水が流れっぱなしになってしまうからです。
このようなデザインは意外と身の回りにありますので、探して見てはいかがですか?
ユーザーが求めるデザインとは?
先日、このようなツイートがありました。
スマホで静岡県立美術館のサイト見たら、トップに今日開館してるかどうかと時間とがドーンて出てきて「そうだよ!それそれ!みんなが求めてるデザインはそれ!」ってなったhttps://t.co/IUuXiGwd46 pic.twitter.com/ZES2OFMzVb
— 幸せな人 川崎 誠二 (@uko3000) 2017年6月16日
このツイートでもあるように、「美術館をスマホで調べる人」は 「いま空いているか」ということを知りたいということです。
美術館のサイトは、トップ一面に、今行っている展示会や、ニュースを表示しがちですが、美術館のサイトを見るユーザーが「本当に得たい情報」を考えると、良いデザインになるかもしれません。